2008年12月10日付「新京報(bào)」によると、中國外交部の劉建超（リウ?ジエンチャオ）報(bào)道官は9日、中國の海洋調(diào)査船が尖閣諸島（中國名：釣魚島）近海を航行した件について「航行をいつ行うかという問題は、尖閣諸島近海が中國の領(lǐng)海である以上、內(nèi)政問題だ」と発言した。

8日、中國の調(diào)査船2隻が尖閣諸島近海を調(diào)査のため航行した。これに対し、日本の麻生太郎首相が「遺憾」を表明したが、劉報(bào)道官は定例記者會(huì)見の席上で「尖閣諸島は中國固有の領(lǐng)土。他國に干渉される理由はない」と述べた。また、「今後、調(diào)査を行う予定はあるか」との記者の質(zhì)問に、「領(lǐng)海內(nèi)で調(diào)査を行うか否か、それがいつかというのは中國の內(nèi)政問題だ」と語った。さらに同氏は、今月13日に福岡で行われる日中韓首脳會(huì)談に「この件が影響することはない」としている。

また、中國海監(jiān)総隊(duì)の孫書賢（スン?シューシエン）副総隊(duì)長が取材に答えたところによると、「國際法上、領(lǐng)海を定めるには2つの慣例に基づく。1つは有効な管理を行っているかということ、もう1つは歴史的な経緯だ」と語る。そして、「尖閣諸島に関しては、中國がいずれの條件をもクリアしている」と語った。（翻訳?編集/小坂）