2008年12月10日、中國チベット自治區(qū)を流れるヤルンツァンポ川でダム建設(shè)の噂が流れている問題で、中國の水利専門家は「そのような計(jì)畫は全くない」と否定した。中國紙「環(huán)球時(shí)報(bào)」が伝えた。

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この川はインドに流れ込むブラフマプトラ川の上流にあたり、ダムが建設(shè)されれば流域の生態(tài)環(huán)境に大きな影響を及ぼす恐れがあるとして、インド側(cè)は「交戦も辭さない構(gòu)え」で反対していた。香港紙「亜州時(shí)報(bào)」（電子版）は9日、インドのシン首相が今年中國を訪問した際、中國上層部からヤルンツァンポ川の開発について聞いた、と報(bào)じている。ヤルンツァンポ川は源流がヒマラヤ山脈の北側(cè)にあり、全長2900km。インドとバングラデシュにとって最大の水源となっている。

香港紙「亜州時(shí)報(bào)」の記事を引用したインドメディアは「中國は上流にダムを建設(shè)し、『南水北調(diào)』プロジェクトの一環(huán)として黃河に水を引き入れる予定だ」と報(bào)じている。「南水北調(diào)」は水資源の豊富な中國南方から北方へ水を引く大プロジェクト。英紙「サンデーテレグラフ」によると、00年ごろから中國がヤルンツァンポ川に世界最大規(guī)模の水力発電所を建設(shè)するという噂が流れ始め、長年インドを不安に陥れていた。（翻訳?編集/NN）