2008年12月12日、四川省林業(yè)庁野生動植物保護所の熊北蓉（シオン?ベイロン）所長は記者會見の席上、現(xiàn)在までに四川省に設(shè)けられたパンダ自然保護區(qū)は40か所で、総面積は221萬ヘクタールに及ぶと発表した。同省の半分近くのパンダ生息地と約6割の野生パンダを保護區(qū)內(nèi)で保護しているという。13日付で中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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四川省は中國特有種が最も多い省であると同時に、希少種や絶滅危懼種が最も多く生息する省でもある。1963年から2008年までに同省林業(yè)庁所轄が設(shè)けた野生動植物?森林?濕地類の自然保護區(qū)は123か所。その総面積は768萬ヘクタールで、省面積の15．8％を占めている。

野生パンダの主要な生息地である同省には、中國全體の76％に當たる1206頭の野生パンダが生息。その生息面積は177萬ヘクタールに及ぶ。なお、中國國內(nèi)で最も多く野生パンダが生息するのは平武県、[シ文]川(ぶんせん)県、寶興県といずれも四川省となっている。

また、四川省はパンダを人工的に繁殖?飼育する研究にも力を注いでいる。同省の人工飼育パンダは中國全體の84％に當たる221頭。うち臥龍パンダ保護研究センターには138頭、成都パンダ繁殖?飼育研究基地には83頭が飼育されている。四川省林業(yè)庁野生動植物保護所の熊所長は「數(shù)十年にわたる野外保護と関連する生態(tài)環(huán)境の保護を経て、省全體の野生パンダの數(shù)はゆっくりだが増加しており、その生息面積も回復しつつある」と述べている。（翻訳?編集/SN）