2008年12月15日、オバマ次期米政権のエネルギー長(zhǎng)官にノーベル物理學(xué)賞受賞者で中國(guó)系アメリカ人のスティーブン?チュー（朱棣文）氏が指名された。中國(guó)系の米政権入りはイレーン?チャオ（趙小蘭）氏に次いで2人目。國(guó)際先駆導(dǎo)報(bào)が伝えた。

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チュー氏の次期エネルギー長(zhǎng)官指名のニュースが流れると、現(xiàn)地の中國(guó)系コミュニティーは喜びに沸いた。99年に中國(guó)系アメリカ人のウェンホー?リー（李文和）氏が中國(guó)のスパイとして米國(guó)から核技術(shù)を盜んだとされた「核スパイ疑惑事件」から約10年、いつか誰(shuí)かがリー氏のスケープゴートにされるのではとビクビクしていた日々が、チュー氏の指名によって終わりを迎えた。今も「リー氏はエネルギー省にはめられた」と信じる人々は「我々の怒りの聲がオバマ次期大統(tǒng)領(lǐng)に屆いた」と喜んでいる。チュー氏の存在は現(xiàn)地の中國(guó)系にとって新たな希望の星となったようだ。

チュー氏は1948年米國(guó)生まれの60歳。1997年にノーベル物理學(xué)賞を受賞した。04年からローレンス?バークリー國(guó)立研究所の所長(zhǎng)。原籍地である江蘇省太倉(cāng)市にはスティーブン?チュー小學(xué)校がある。（翻訳?編集/NN）