2008年12月16日、新華網(wǎng)によると、チベットの貴重な文化財(cái)や建築物、僧侶たちの安全を火災(zāi)から守ることを目的として、チベット自治區(qū)消防総隊(duì)が15日、ラサ市の3大寺院に消防大隊(duì)を正式に創(chuàng)設(shè)、チベット最大の寺院であるデプン寺で消防大隊(duì)の創(chuàng)設(shè)セレモニーが行われた。

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セレモニーの席でドジェ?ツェリン（多吉澤仁）自治區(qū)副主席は、「消防大隊(duì)が創(chuàng)設(shè)されたことで、消防対策が不十分な寺院が火災(zāi)にさらされ貴重な文化財(cái)が失われる危険性が大幅に減った」と述べた。今回、消防大隊(duì)が創(chuàng)設(shè)された3大寺院とは、ラサ市內(nèi)のデプン寺、セラ寺、ガンデン寺の3寺院。いずれもチベット仏教最大の宗派である仏教ゲルク派の寺院で、デプン寺は1416年の開基。河口慧海や多田等観がチベット仏教を?qū)Wんだことでも知られるセラ寺は1419年開基。ガンデン寺はゲルク派の創(chuàng)始者であるツォンカパによって1409年に開基された。

消防大隊(duì)の創(chuàng)設(shè)は、各寺院の僧侶たちからも歓迎されているといい、同自治區(qū)消防総隊(duì)によれば、今後チベット內(nèi)の規(guī)模の大きな寺院でも創(chuàng)設(shè)していくことになっているという。（翻訳?編集/岡田）