2008年12月16日、フランスの華字紙「歐州時(shí)報(bào)」は、15日に実現(xiàn)した「三通」（中臺(tái)間の直接の通郵、通商、通航）に関する論説で、「中臺(tái)間の人々が『郷愁』に涙することは2度とないだろう」と報(bào)じた。臺(tái)海網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

論説は、70年代に臺(tái)灣の詩(shī)人、余光中（ユー?グワンジョン）氏が書(shū)いた「郷愁」という詩(shī)の一文「淺い海峽を挾んで抱く郷愁の念、私はこちら、本土はあちら」を引用し、中臺(tái)の人々がこのような「郷愁」で涙することは2度とないだろう、と論じた。

中國(guó)と臺(tái)灣の「三通」斷絶は、中華人民共和國(guó)が成立した49年から長(zhǎng)年の懸案だった。79年には本土側(cè)が全國(guó)人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の名義で臺(tái)灣側(cè)に「三通」の開(kāi)通を提案、87年に臺(tái)灣が戒厳令を解除すると、本土への親族訪問(wèn)が許されるようになった。00年には臺(tái)灣?金門(mén)島とアモイを結(jié)ぶ客船が就航し、「三通」開(kāi)通の実現(xiàn)に向けた布石が徐々に敷かれていった。

「三通」の開(kāi)通で、「大中華経済圏」の形成がさらに加速することは間違いない。論説は、海外資本の企業(yè)には早くから「中華エリア総裁」などの役職があったように、海外では本土、臺(tái)灣、香港は1つの「中華エリア」の枠として捉えられてきたと指摘。今後は中臺(tái)間の経済交流がさらに活発になることが期待される、と締めくくった。（翻訳?編集/NN）