2008年12月21日、香港の中國評論通迅社は、臺灣の馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)の要求に中國側(cè)がほぼ2つ返事で応えている現(xiàn)狀について「非常に珍しい現(xiàn)象だ」と指摘、その背景を分析した。

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20日に開幕した中國共産黨と臺灣の國民黨による「両岸経済貿(mào)易文化フォーラム」では、中國共産黨ナンバー4の賈慶林（ジア?チンリン）政治局常務委員が開會の挨拶で、馬総統(tǒng)が提唱する「総合経済協(xié)力協(xié)定」に対し「真剣に検討したい。両岸（中臺）が共同で努力すれば、雙方にとって有益な経済協(xié)力メカニズムを形成できるはずだ」と述べた。これについて、王毅（ワン?イー）國務院臺灣事務弁公室（國臺弁）主任は「これまでで最高レベルの要人による、初の前向きな発言である」と補足、中國側(cè)の姿勢をアピールした。

馬総統(tǒng)は就任後、中國側(cè)に「外交休兵」（外交停戦）「臺灣の國際社會における地位の向上」「短縮ルートによる直行航空便の開通」などと次々に要求を出しているが、中國側(cè)はそれらをほぼ全て容認するというこれまでには考えられなかった譲歩の姿勢をとっている。記事は、その背景について獨立問題を先送りにし中臺間の利益を優(yōu)先した馬総統(tǒng)側(cè)の「正しい対本土政策」に対し、その努力を認めた中國側(cè)が條理にかなった姿勢で応えた結(jié)果と高く評価、両岸の平和的発展にも楽観的な見方を示した。（翻訳?編集/NN）