2008年12月22日、広西チワン族自治區(qū)防城港市上思県で10月下旬に出土した、明代（1368―1644年）から清代（1644―1912年）のものと思われる「三合土」製の大型棺が、21日に専門(mén)家の手によって慎重に開(kāi)けられ、中にあった黒い內(nèi)棺の蓋がはずされた。「広西新聞網(wǎng)」と「南國(guó)早報(bào)」が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

上思県文物管理所に保管されていた「三合土（米?砂?石灰石を練り合わせたもの）」製大型棺には黒い內(nèi)棺が収められていた。その內(nèi)蓋は密封されておらず、専門(mén)家らは慎重に蓋をずらした。棺の中には黒く変色した人骨がわずかに散らばっているだけで、人體組織の一部分と見(jiàn)られるようなものは存在しなかった。頭蓋骨には白髪と眉毛が殘されており、頭髪はかんざしによって後頭部でまとめられていた。遺體上部には網(wǎng)狀の麻布がかけられており、鑑定の結(jié)果、埋葬されていたのは年配の女性であると推測(cè)された。

棺內(nèi)には黃金色の模様が織り込まれた絹製の服がほぼ完全な狀態(tài)で殘されていた。驚いたことに黒色棺の底板には北斗七星の配列で2cmほどの穴が開(kāi)けられており、穴と穴は彫られた線で繋がっていた。

発掘現(xiàn)場(chǎng)の「三合土」の中からスイス時(shí)計(jì)が見(jiàn)つかった件について、同文物管理所の王善初（ワン?シャンチュー）所長(zhǎng)は「発掘現(xiàn)場(chǎng)一帯は10年ほど前には果樹(shù)園だったため、関係者が不注意で落とした時(shí)計(jì)がその後の農(nóng)作業(yè)中に地中に埋められてしまったのではないか」と説明している。（翻訳?編集/本郷）