2008年12月23日、広東省広州市の「新快報(bào)」は22日に発生した「珍事件」を報(bào)道。185人乗りの旅客機(jī)に乗客がたった1人という前代未聞の狀況に、航空會(huì)社は乗客を無料でエコノミークラスからファーストクラスに格上げしたという。

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この幸運(yùn)な乗客は田(ティエン)さん（男性）。22日、天津発広州著のCZ3302便に搭乗したのは、確かに彼ただ1人だった。これには田さん自身も驚いたが、天津と広州の空港職員や同便の乗務(wù)員も全員、心底驚いたという。では、なぜこのような事態(tài)が起こったのか？

天津市ではここ數(shù)日の間、天候は大荒れ。大雪が降って空港は大混亂を呈し、航空便は相次いでフライトキャンセルや遅延となった。田さんが予約したCZ3302便も「出発が大幅に遅れる」とのアナウンスがあり、ほとんどの乗客が同便をキャンセルまたは他の便に変更。ところが田さんは読んでいた本に夢(mèng)中になっていて、このアナウンスを聞き逃していたという。その後、天候が突然回復(fù)。急きょ同便の出発が決定し、搭乗開始のアナウンスが…。

搭乗ロビーに現(xiàn)れたのは、田さんだけ。田さんは1人ファーストクラスに座らされ、機(jī)內(nèi)サービスと客室乗務(wù)員をまさに?1人占め?するという夢(mèng)のような経験をしたのである。（翻訳?編集/本郷）