2008年12月28日、四川大地震で生徒を見捨て真っ先に逃げ出した「逃げ足の範(fàn)」こと範(fàn)美忠（ファン?メイジョン）さんの再就職先として注目を集めていた北京の私立學(xué)校が、範(fàn)さんの教職復(fù)帰時期を「無期延期」にすると発表した。北京晩報が伝えた。

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範(fàn)さんは四川大地震で生徒を見捨て真っ先に教室から逃げ出した後、ブログで「娘と母親以外、命がけで助けるなんてあり得ない」などと発言。これが中國全土の批判の的となり、中國當(dāng)局が「教師は生徒を置いて逃げてはならない」などの項目を盛り込んだ「教師モラル條例」を公布するきっかけにもなった。

範(fàn)さんを採用したのは北京の私立學(xué)校、開華教育學(xué)校。豊富な経験と北京大卒という學(xué)歴が決め手となり厚待遇で迎えられた。ブログの発言についても「反省の表れ」と好意的だ。だが、これを知った世間や保護(hù)者は大激怒。これを受け、學(xué)校側(cè)は範(fàn)さんが教壇に立つ時期を「無期延期」にすると決定し、範(fàn)さんに謝罪した。範(fàn)さんとの雇用契約は「解除しない」という。

當(dāng)の「逃げ足先生」は、まだ四川省に滯在中。北京晩報が28日午前、電話取材を行ったが、「無期延期」の件は知らなかった。範(fàn)さんは、「私は世論を気にしない。間違ったことを言ったとも思わないし、後悔もしていない」とコメント。學(xué)校側(cè)が契約を解除しない限り、自分から辭めることはないと話した。（翻訳?編集/NN）