2008年12月29日、福建省福州市で開(kāi)かれた09年度の石炭価格を決める契約交渉に絡(luò)み、石炭會(huì)社と五大電力會(huì)社との間で燃料用石炭の価格を巡る交渉が決裂した。28日付明報(bào)によると、出荷価格を巡って雙方の間には1トン當(dāng)たり100元の開(kāi)きがあり、交渉期限である27日までに合意に至らなかった。ただ五大電力會(huì)社以外との交渉は順調(diào)に進(jìn)み、他の電力會(huì)社は値上げに応じたという。

【その他の寫(xiě)真】

五大電力會(huì)社側(cè)は1トン當(dāng)たり50元引き下げの420元を主張した一方、石炭會(huì)社側(cè)は18％引き上げの540?550元を提示。話し合いは水平線をたどり、雙方は物別れに終わった。國(guó)家発展?改革委員會(huì)（発改委）は當(dāng)初、雙方を仲裁する意向だったが、価格の開(kāi)きが大きかったため、仲裁を斷念した。

価格交渉は04年にも決裂した前例がある。當(dāng)時(shí)は05年4月になっても石炭會(huì)社と電力會(huì)社の折り合いがつかず、契約は供給量のみで価格に関しては交渉が進(jìn)んでいなかった。その後、発改委が価格干渉に乗り出し、燃料炭に8％を上限とする値上げ幅を設(shè)定したことで解決に至った。來(lái)年度についても五大電力會(huì)社が最後まで値上げに合意しない場(chǎng)合、電力會(huì)社は燃料炭を市場(chǎng)価格で購(gòu)入することになり、不安定な狀態(tài)に陥ることとみられる。

雙方の強(qiáng)い主張にはお互いの苦しい臺(tái)所事情がある。電力會(huì)社は近年続く燃料用石炭の価格高騰や景気低迷に伴う電力需要の低下を受け、赤字経営に陥った。一方、石炭會(huì)社は暖房需要がピークを越えた09年1月に石炭在庫(kù)がこれまで以上に拡大するとみられるほか、増値稅（付加価値稅）が09年1月から従來(lái)の13％から17％に引き上げられることで稅負(fù)擔(dān)が増えるため、経営狀況がさらに厳しくなることが予想される。（翻訳?編集/KS）