2008年12月30日、中國(guó)日?qǐng)?bào)によると、汚染粉ミルクを飲んだ乳幼児が腎臓結(jié)石になった事件に関し、関連企業(yè)22社が被害者に支払う賠償金の合計(jì)金額が11億元（約145億円）になる見(jiàn)込みであることが分かった。家族からはなお少ないという抗議が出ているという。

【その他の寫(xiě)真】

「三鹿集団」（河北省石家荘市）を中心とする22社は2億元を共同出資し、醫(yī)療賠償基金を設(shè)立。中國(guó)乳製品工業(yè)協(xié)會(huì)から中國(guó)人壽保険が委託を受けて管理運(yùn)営する。同基金は2009年1月から運(yùn)営が開(kāi)始されるが、中國(guó)衛(wèi)生部など関連機(jī)関の証明を受けた「汚染粉ミルク被害による疾病の患者」が18歳になるまで醫(yī)療費(fèi)を支払う。

政府の基準(zhǔn)によると、結(jié)石で死亡した乳児の遺族に対しては20萬(wàn)元（約264萬(wàn)円）が支払われ、重癥患者には3萬(wàn)元（約40萬(wàn)円）、一般患者には2000元（約2萬(wàn)6000円）が支払われる見(jiàn)込み。しかし、基準(zhǔn)が確定したわけではなく、支払方法なども未定だ。政府の補(bǔ)償と企業(yè)の賠償がどのように行われるかも確定していない。

さらに問(wèn)題は被害者數(shù)が30萬(wàn)人近いということ。賠償金額として計(jì)11億元が提示されているが、家族は「低すぎる」と反発。弁護(hù)士を立てた法廷での爭(zhēng)いはなお継続すると見(jiàn)られている。（翻訳?編集/小坂）