2008年12月30日、環(huán)球時報(bào)によると、中國で1950年代に大流行した運(yùn)動靴が新生され、高級ブランド「セリーヌ」とのコラボを?qū)g現(xiàn)したタイプが製作されるなど、ヨーロッパを中心に大人気を博しているという。

新生されたのは、中國で1920?30年代に生産が開始され、50年代に大流行した「飛躍」という名前の運(yùn)動靴。新生「飛躍」の生みの親は、かつて上海市で生活し、「飛躍」を愛用していたフランス人?バスチャン氏。バスチャン氏はある日、入手困難になりつつある「飛躍」を改良して世界に売り出そうというアイデアを思いつき、友人3人とともにパリと上海に作業(yè)所を開設(shè)?，F(xiàn)代の若者に愛用されるように改良、試作を重ねたという。

バスチャン氏は新生「飛躍」を売り出すにあたり、販売ルートを高級百貨店などに限定するという戦略を採用。また、「セリーヌ」とのコラボを?qū)g現(xiàn)するなど、「安物の運(yùn)動靴」から「高級スポーツシューズ」へのイメージチェンジにも成功し、歐州で大人気を博した。

中國では現(xiàn)在、ネットショップを通じて舊タイプの「飛躍」のみが入手できるが、価格は數(shù)十元（1元＝約13．2円）に過ぎない。一方、ヨーロッパで販売されている新生「飛躍」は90ユーロ（約1萬1400円）と、価格面でも差別化が図られている。

なお、新生「飛躍」の販売は現(xiàn)在、ヨーロッパを中心とした世界350か所に限定されており、アジア地區(qū)では日本でのみ販売されているという。（翻訳?編集/HA）