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08年12月31日、有史以前に生存していた新種のチーターの化石が、中國北西部の甘粛省で発見されたことが分かった。資料寫真。
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2008年12月31日、有史以前に生存していた新種のチーターの化石が、中國北西部の甘粛省で発見されたことが分かった。中國の大手ポータルサイト?網(wǎng)易(NETEASE)が海外の報道をもとに伝えた。
【その他の寫真】
これまで世界最古のチーターの化石は、北米で発見されたものとされてきた。しかし、今回の発見によって、チーターの起源は北米ではなく、中國とする説が有力になった。上海科學技術(shù)博物館の研究員が発見したのは、ほぼ完全な頭蓋骨の化石。大きさも形狀も現(xiàn)存するチーターの頭蓋骨に似ているが、歯に極めて原始的な特徴がみられることから、新種と判斷され「Acinonyx kurteni」(アキノニクス?クルテニ)と命名された。この研究報告は、先月下旬に発行された「米國科學アカデミー紀要」(PNAS)に掲載されている。
チーターは地上を最も速く走ることができる動物で、最高時速は110?115kmに達するとされている。國際自然保護連合(IUCN)の統(tǒng)計によると、現(xiàn)存する個體數(shù)はわずか7500頭。アフリカ以外ではイランで唯一確認されているが、個體數(shù)は100頭前後と絶滅の危機に瀕している。
チーターの化石はこれまでにアフリカ、ヨーロッパ、アジア、インド亜大陸、北米大陸で発見されている。年代はいずれも320萬?2000年前。今回発見された化石は、鮮新世後期にあたる215萬?255萬年前のものとみられている。(翻訳?編集/SN)
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