2009年1月1日、有害物質(zhì)メラミン混入の粉ミルクを飲んだ乳幼児が腎臓結(jié)石になった事件で、最も多くの被害者を出した河北省石家荘市の大手乳製品メーカー「三鹿集団」の元社長?田文華（ティエン?ウェンホア）被告ら同社幹部4人に対する初公判が12月31日同市中級(jí)人民法院（地方裁判所）にて開かれた。中國青年報(bào)が伝えた。

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田被告らは「劣悪製品を製造?販売した罪」で起訴されており、最高刑で死刑もありうる「有毒有害食品を製造?販売した罪」での昨年9月の逮捕容疑とは異なっている。これについて中國國內(nèi)の弁護(hù)士は「三鹿集団の経営者らがメラミン混入粉ミルクの製造?販売に直接関わっておらず具體的な責(zé)任はないと判斷されたからではないか」と話している。

「劣悪製品を製造?販売した罪」での刑罰は、「販売総額が200萬元を超える場合に最高で15年以上の懲役または無期懲役（中國では終身刑を意味する）。販売総額の50％以上200％以下の罰金あるいは財(cái)産沒収」と定められているため、田被告らには最高で終身刑が下される見込み。だが別の弁護(hù)士は「田被告の行為は事実上、有毒有害食品の製造?販売と変わりはない」として厳しい判決を下すべきだと指摘している。（翻訳?編集/本郷）