2009年1月4日、米ラジオ局?ボイスオブアメリカ中國(guó)語(yǔ)サイトは地方官僚による四川大地震の救済金橫領(lǐng)を報(bào)じた。

【その他の寫真】

國(guó)家審計(jì)署（會(huì)計(jì)検査署）のリポートは、四川大地震対策の救済金、救援物資の給付、運(yùn)用には大きな問(wèn)題はなかったものの、一部地方官僚による汚職事件があったとした。新華社によると、昨年11月までに同署は1962件の汚職事件の通報(bào)を受けた。これまでに規(guī)律検査委員會(huì)及び司法部門は146件、162人を摘発した。香港メディアによると、最も被害額が大きかった橫領(lǐng)事件は四川省崇州旅行局と交通局によるもの。両部局は同一の被害をそれぞれが別個(gè)に報(bào)告することで、余分に12億3000萬(wàn)元（約161億円）の給付を受け、著服したという。

環(huán)境保護(hù)NGO「緑の河流」代表の譚作人（タン?ズオレン、音訳）氏のコメントによると、四川大地震の被災(zāi)民は救援物資の分配に強(qiáng)い不満を抱いているという。衣料品の支給などでももっともいい物は現(xiàn)地幹部が受け取ってしまうからだ。なかには自分が著られないような子供服しかもらえなかった被災(zāi)者もいるという。

北京理工大學(xué)の胡星斗（フー?シンドウ）教授は、官僚の腐敗はきわめて深刻なレベルに達(dá)していると指摘した。同教授の研究によると、汚職が摘発される確率は1％以下でほとんどの問(wèn)題は明らかになっていないという。胡教授は、上級(jí)機(jī)関が監(jiān)視する體制には限界があり、市民の監(jiān)視を強(qiáng)める必要があると指摘、そのためには體制の透明度を高め、メディアの自由を保証する必要があると主張した。（翻訳?編集/KT）