2009年1月2日、英國紙「デーリー?テレグラフ」は記事「五輪の呪いに見舞われた北京」を掲載した。北京市経済は今、深刻な五輪後遺癥に悩んでいるという。

【その他の寫真】

それによると、最も明確な後遺癥が現(xiàn)れているのがホテル産業(yè)。昨年11月、ホテルの平均価格は7％低下、五つ星クラスでは下落率は13％を超えた。価格の上昇は客數(shù)減少を反映したもので、五輪に向けて新たにオープンしたホテルでは空室率は50％以上だという。ある五つ星ホテルのマネージャーは「9月、10月の客數(shù)はわずかに増加していましたが、（11月には）経済危機の影響が表面化した」と話す。

また、巨費を投じ作られた五輪競技施設(shè)も悩みのタネ。メインスタジアム?鳥の巣は観光客こそ訪れるものの、ほとんど使用されない狀態(tài)が続く。プロサッカーチームのホームスタジアムとして使用する計畫もあったが、収容人數(shù)が多すぎ計畫はご破算になったという。管理責(zé)任者は投資回収について「もともと不安でした。その不安は続いています」と苦しい心境を吐露している。

シドニー五輪、アテネ五輪がそうであったように、巨額のインフラ投資を?qū)g施する五輪は、開催後に経済の落ち込みが見られる傾向にある。五輪組織委は繰り返しその観測を否定、後遺癥はないとしていたが、実際には経済危機の影響も加わって北京市経済は厳しい狀況に置かれているという。（翻訳?編集/KT）