このシリーズでは、08年に様々な話題を提供してくれた、中華圏の女性有名人10人を紹介する。

【その他の寫真】

8人目は日本人だが特別枠でランクインした卓球界のスター、愛(ài)ちゃんこと福原愛(ài)選手。幼少より中國(guó)へ卓球留學(xué)し、「日本人だけど愛(ài)ちゃんは特別」と、中國(guó)でもファンは多い。そのけなげな態(tài)度と東北なまりの中國(guó)語(yǔ)も親近感を抱かせるようで、「瓷娃娃（ツーワーワー＝陶器のお人形さん）」の愛(ài)稱もつけられた。北京五輪開(kāi)會(huì)式では日本選手団の旗手を務(wù)めたが、その間際に北京入りした當(dāng)日は、「愛(ài)ちゃん」を一目見(jiàn)ようと地元のファンおよそ200人が空港でお出迎えした。

08年11月、福原選手と男子テニスの錦織圭選手とのデート＆キス寫真が週刊誌に掲載されると、中國(guó)でも複數(shù)のメディアがこれをこぞって報(bào)道。ある記事では、騒ぎに対して福原選手が「申し訳ございませんでした」と謝罪の態(tài)度をとったことを取り上げ、「非常に賢い対応」と絶賛。これを、マスコミを遠(yuǎn)ざけつつも好感度を保つ賢いテクニックとして、「中國(guó)のアスリートや蕓能人も愛(ài)ちゃんに學(xué)ぶべき」としている。（原稿/MY）