<シリーズ?厳選!中國雪五景5>まさに童話の世界、氷の花をつけた北國の大木―松花江の樹氷

Record China    2009年1月14日(水) 0時23分

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吉林市の松花江沿岸の樹氷は、桂林の山水、雲南の石林、長江三峽と並んで「中國4大自然奇観」とされ、一見に値する。

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広大な國土を誇る中國は絶景の寶庫。このシリーズでは選びに選んだ雪見スポット5か所を紹介する。中國大手ポータル?捜狐旅行版の編集。

その他の寫真

雪の多い中國東北地方には雪見スポットも當然たくさんあるが、中でも吉林の樹氷は桂林の山水、雲南の石林、長江三峽と並んで「中國4大自然奇観」とされ、一見に値する。

北國の雄大な大地にそびえる高い木々の枝に、水蒸気が凍って氷となり、きらきら光るさまは何とも神秘的でおとぎ話さながらの風景が広がる。吉林省吉林市を流れる松花江の両岸には「樹氷並木」が連なるが、時間帯によってその景色は表情を変える。お勧めは「夜の霧、朝の樹氷、晝の落花」だ。

「夜の霧」は、夜10時ごろ松花江に霧がもうもうと立ちこみ始め、あたりは真っ白になる。川の流れに沿うように絶え間なく流れてゆく霧のかたまりは、見ている者を圧倒する。

「朝の樹氷」は、早朝に夜霧が固まり、銀色の花のごとく高い木々から氷が垂れ下がる。一夜にして黒い森林が銀白に変わり、柳の並木はきらきらと輝き幻想的な景色が広がる。

「晝の落花」は、午前10時を過ぎると枝の氷が解け始めるが、まるで花びらが散るように、はらはらと風に乗って落ちたり、串狀の氷が続けざまに落下したり、太陽の光を反射した氷が様々な表情を見せ、見る者を楽しませる。(原稿/MY)

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