2009年1月12日、中國では抗生物質(zhì)の亂用で毎年800億元（約1兆500億円）もの醫(yī)療費(fèi)増大を招き、副作用により8萬人が死亡していることが分かった。中國青年報(bào)が伝えた。

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中國衛(wèi)生部などは醫(yī)療現(xiàn)場で抗生物質(zhì)が亂用されている現(xiàn)狀を改善するため、抗生物質(zhì)の正しい使い方が分かる人材を育成するプロジェクトを始動。その発足式で明らかになった。中國の醫(yī)療機(jī)関の抗生物質(zhì)使用率は、07年には74％に達(dá)し、歐米諸國より20?50％も高い數(shù)字を記録している。

中國では「抗生物質(zhì)は萬能薬」という認(rèn)識が蔓延しており、少しでも具合が悪いとすぐに頼る傾向が強(qiáng)いという。中國衛(wèi)生部は、抗生物質(zhì)亂用の原因を「知識不足」だと指摘した。特に婦人科では、外國ではとっくに使用禁止となっているのに、いまだ広範(fàn)囲にわたって使用されている抗生物質(zhì)もあるという。費(fèi)用が高いため、病院側(cè)が使い切らないと赤字になるという事情もあるようだ。

このほか、中國衛(wèi)生部醫(yī)管司評価所の劉勇（リウ?ヨン）所長によると、05年に死亡した20萬人のうち、40％は抗生物質(zhì)の副作用が原因であることも分かった。（翻訳?編集/NN）