2009年1月12日、香港紙「大公報(bào)」によると、香港でゴミとして廃棄される食品の量が毎年120萬(wàn)tに達(dá)している。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

調(diào)査を行った環(huán)境保護(hù)団體「緑領(lǐng)行動(dòng)」によると、調(diào)査を受けた84％が「外食時(shí)に食べ殘す習(xí)慣がある」と答え、うちわずかに13％が「注文時(shí)に量を減らすよう頼む」と答えた。同団體は「経済不況の中、香港人の浪費(fèi)は著しい」と結(jié)論した。

また、2年ほど前から飲食業(yè)界が推し進(jìn)めている、毎月第1水曜日に注文時(shí)にご飯の量を減らすよう言った客に対しては1元を返すという「少飯平一蚊」運(yùn)動(dòng)についても80％近くが「あまり知らない」と答えた。

香港環(huán)境保護(hù)署によると、香港では近年、食べ殘しの食品からなるゴミが固形ゴミ全體に占める割合が上昇。05年には33％だったのに対し、07年には35％になり、食品ゴミは毎年120萬(wàn)tにも上っている。こうした狀況の下、「緑領(lǐng)行動(dòng)」はレストランで食事中の約800人に調(diào)査を行い、65％が「自分は食物を無(wú)駄にしていると思う」と答えた。食べ殘す理由については半數(shù)近くが「量が多すぎるため」と答えたが、「注文時(shí)に量を減らすよう頼む」と答えたのはわずか13％だった。

同団體は、「香港人の飲食文化は極めて奢侈だ」とした上で、「お金を支払った以上、元を取るべき」という観念が強(qiáng)いことが背景にあると見(jiàn)ている。こうした食物の浪費(fèi)に加え、香港ではゴミの処理規(guī)定が厳格でないため、放置したごみによる土地汚染やメタンガス発生など、環(huán)境汚染にもつながっているという。（翻訳?編集/小坂）