戦爭美化か否か?歴史的人間ドラマ描く映畫「戦場のレクイエム」公開へ―日本

Record China    2009年1月16日(金) 21時40分

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17日公開の、國共內(nèi)戦を描く話題の中國映畫「戦場のレクイエム」の試寫會が10日に早稲田大學(xué)で開催され、中國人留學(xué)生と日本人學(xué)生によるディスカッションが行われた。白熱した議論は「この作品は戦爭美化か否か?」に集中した。劇中寫真。

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2009年1月17日に公開される話題の中國映畫「戦場のレクイエム」の試寫會が10日に早稲田大學(xué)で開催され、同校に在校する中國人留學(xué)生と日本人學(xué)生による「これまでの中國、これからの中國」と題したディスカッションが行われた。白熱した議論では中國人と日本人の観點の違いが大きく浮き彫りになっただけではなく、「この作品は果たして戦爭を美化しているのか?」に爭點が集まった。

その他の寫真

同作品は1948年、中華人民共和國成立前年の中國を描く。共産黨と國民黨による激しい內(nèi)戦の中でも、最も死者が多く、最も熾烈な戦いと言われた淮海戦役の最前線。國民黨軍に打ちのめされ、隊員全員を戦死させてしまった人民解放軍の部隊長、グー?ズーティが、「名譽の戦死」でなく「失蹤」扱いとされてしまった隊員らの名譽回復(fù)を決意し、第2の人生を歩むというストーリーだ。

日本でも「女帝[エンペラー]」「イノセントワールド -天下無賊-」などで知られるフォン?シャオガン(馮小剛)監(jiān)督は、とくにブラックユーモア溢れるコメディ作品に定評があり、「正月映畫のヒット?メーカー」として國民的人気を誇るが、今回、そのフォン監(jiān)督はあえて、重苦しい史実に正面から向かい合う戦爭映畫に挑戦した。しかも、國共內(nèi)戦という題材は半ば、中國ではタブー視されてきたものでもある。

ディスカッションでは、日本人學(xué)生から「この映畫は反戦を訴えるのではなく、國から評価されなかった史実を問題視しているのでは?」「體制側(cè)を擁護(hù)している印象。戦爭を美化する意図が見える」と、率直な疑問が提起された。これに対し、留學(xué)生側(cè)は「史実よりも人間ドラマに焦點をあてた作品」と反論、議論は白熱を極めた?!笐闋幟阑工问欠扦摔膜い皮悉饯欷兢煲庖姢瞍欷饯Δ坤闋帳朔丹欷肴松?、それにまつわる人間の感情について、深く考えさせられる作品となっていることは間違いない。(編集/愛玉、資料提供/ブロードメディア?スタジオ)

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