2009年1月15日、中國新聞社によると、シンガポール紙「聯(lián)合早報(bào)」はこのほど、米國の世界最大の製造國としての地位が中國に取って替わられつつあるとの論説を掲載した。

【その他の寫真】

論説は、金融危機(jī)による一時(shí)的な國內(nèi)外の需要減退の影響で打撃を受けているが、中國の製造業(yè)は世界でも稀な潛在的競爭力を持っていると分析している。

論説は中國の製造業(yè)における5つの優(yōu)位性を指摘する。

1、継続的労働力

13億の人口を背後に、労働集約型企業(yè)は15年後においても比較的低い労働コストを維持することが予想される。

2、規(guī)模の経済性

13億の人口からなる巨大な內(nèi)需は、製造業(yè)の生産規(guī)模を、他國に類を見ない大きさにし、世界の最先端技術(shù)の誘致に非常に有利に働く。

3、地域経済の優(yōu)位

中國は珠江デルタ、長江デルタ、環(huán)渤海灣からなる3大経済地域を持ち、各産業(yè)における経験とノウハウがそこに蓄積されている。

4、インフラのグローバル化

3大経済地域は、高速道路、港灣、空港などのインフラのグローバル化により、鉱物資源と部品、生産、市場への供給を結(jié)びつける物流基地となる。

5、研究と開発の基地

3大経済地域は、中國の大學(xué)、研究機(jī)関が最も密集しており、毎年數(shù)百萬人規(guī)模のエンジニアを生み出し、製造業(yè)に送り込んでいる。（翻訳?編集/津野尾）