2018年1月16日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)によると、昨年流行した新造語(yǔ)から、20?30代の若者世代が「幸せとは程遠(yuǎn)いが幸せに見えていたい」という持続性のない「使い捨ての幸せ」のためにお金や時(shí)間を費(fèi)やしていることが分かった。

昨年、韓國(guó)の若者世代に流行した新造語(yǔ)のうち、中でも「イッソビリティー（『イッソボイダ：ありそうに見える』＋『アビリティー：能力』＝ありそうに見える能力）」が大流行した。その他に「腹いせで使った費(fèi)用」という意味の「始発費(fèi)用」という言葉もあるが、どちらも「幸せに見えていたい欲求」が反映されているとされる。

このような消費(fèi)行動(dòng)は30代に最も多いという。非営利研究所の希望製作所が昨年11月に全國(guó)の満15歳以上の男女1000人を?qū)澫螭苏{(diào)査したところ、30代は「現(xiàn)在の暮らしの満足度」「心身の健康」「経済狀態(tài)」をはじめほぼ全ての項(xiàng)目で平均以下という結(jié)果が出たというのだ。「未來(lái)に対する希望」の點(diǎn)數(shù)も10點(diǎn)満點(diǎn)中、個(gè)人（5．96點(diǎn)）、社會(huì)（4．86點(diǎn)）、國(guó)家（5．43點(diǎn)）、世界（4．83點(diǎn)）など全分野で平均より低かったとのこと。希望製作所関係者は「30代は集団的うつ癥が疑われるほど、全ての項(xiàng)目で満足度が低かった」と明らかにしている。

実際の聲はどうだろうか。記事では30代の會(huì)社員キム?ジャヒョンさんの言葉を伝えている。キムさんは「『自分が稼いだお金をどう使おうが関係ない』という一種の反抗的心理がある」とし、「會(huì)社でも家でも自分の思い通りにならないため、慰めの意味でお金を使うが、通帳の殘高を見るとまたブルーになる」と話す。なお、30代の間では「トンジャン（『トン：空っぽ』＋『トンジャン：通帳』＝空っぽの通帳）という新造語(yǔ)も登場(chǎng)しているそうだ。

慶北（キョンブク）大學(xué)心理學(xué)科のキム?ジホ教授は「かつては家庭を築いて子どもを生むことが幸せだったとしたら、最近では子どもに高いベビーカーを買ってこれを他人に認(rèn)められてこそ幸せを感じるようになり、主客が入れ替わった」と指摘、「他人の基準(zhǔn)に合った幸せを、使い捨て用品を求めるように探していたら疲労度が激しくなる」と警鐘を鳴らしている。學(xué)者らはこのような韓國(guó)人の性向を「自己監(jiān)視（self monitoring）が過(guò)度に強(qiáng)い」ものと解釈する。つまり、韓國(guó)社會(huì)が表向きには歐米のように個(gè)人主義化したように見えても、依然として他人の視線を人生の重要な基準(zhǔn)にしているというのだ。

これを受け、ネットユーザーからは「ヘル朝鮮（地獄のような韓國(guó)の意）のせい」「李明博（イ?ミョンバク）や樸槿恵（パク?クネ）など元大統(tǒng)領(lǐng)のせいで一番被害に遭ったのが30代」「幼い頃から『一番になれ』『他人の先を行け』と圧迫されたから」など昨今の韓國(guó)社會(huì)に責(zé)任を問(wèn)うコメントが目立つ。

年配とみられるユーザーからも意見が寄せられ、「お金を最も稼げるのは20代半ばから30代半ば。両親も元?dú)荬且率匙·涡呐浃颏工毪长趣胜A金できる時(shí)期。それなのに最近の若者はそれを知らない。お金を貯める楽しみより使う楽しみが大きいから。殘念」「所有するものが多いほど荷物になる」とため息交じりの聲が上がった。

一方で、一部からは「その幸せは『見え』や『泡』だと考えればいい」「友達(dá)に會(huì)わないようにしたらストレスも少ないし幸せを感じるようになった」「他人の目を気にするより、個(gè)性と自信を持って行動(dòng)すれば小さなことにも幸せを感じるのでは」「家族で幸せに暮らす中で、1人でも幸せに暮らせるよう教育することが大切」と解決策の提案もあった。（翻訳?編集/松村）