2018年1月13日、米ラジオ?フリー?アジアの中國語版サイトは、韓國政府が日本や米國、中國、ロシアの首脳に対し平昌五輪の開會式への出席要請を行うも、いずれも不調(diào)に終わる可能性が高いと伝えた。

記事は、「2月9日に開幕する平昌五輪はこれまで失敗だと言われてきたが、北朝鮮が參加の姿勢を見せたことで韓國が挽回を試みている」と指摘。ただ、「文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は日本、米國、中國、ロシアの首脳に開會式出席の要請を行ったが、いずれの國からも出席の返事が來ていない」と伝えた。

昨年11月に訪韓した際に文大統(tǒng)領(lǐng)から要請を受けたトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は、早々に「自分は行けないが要人を出席させる」と返答。ペンス副大統(tǒng)領(lǐng)が出席する方向で固まっている。また、中國の習近平（シー?ジンピン）國家主席には文大統(tǒng)領(lǐng)が12月に訪中した際に要請したが、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）問題が未解決狀態(tài)の中で「習主席が出席できなければ、高級幹部を派遣する」との回答を得るにとどまっている。

そして日本については、昨年末に韓國政府が「慰安婦に関する日韓合意」の調(diào)査報告を出したことで関係が悪化、「安倍首相は韓國が慰安婦合意を認めない限り、開會式に出ない」との情報が出ているとした。さらに、ロシアと國際五輪委員會（IOC）の間にはドーピング問題の摩擦があり、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)が出席する可能性は低いとみられている。

記事はまた「北朝鮮が平昌五輪に參加すれば、ナンバー2の崔龍海（チェ?リョンヘ）氏や金正恩（キム?ジョンウン）氏の妹である金與正氏が開會式に出席する可能性がある。しかし2人は米國、韓國からそれぞれ入國禁止人物とされており、2人を入國させるには単獨制裁の解除が必要になる」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）