多発する中國人留學生襲撃事件、外國人排斥狙う極右民族主義者の犯行か―ロシア

Record China    2009年1月22日(木) 11時3分

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20日、ロシアでは中國人留學生が襲われる事件が多発。被害は日本人や韓國人にも拡大しており、外國人排斥を狙う民族主義者の犯行との見方が有力だという。寫真はモスクワ市內。

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2009年1月20日、中國の「環(huán)球時報」は最近ロシア國內で頻発する中國人留學生を含む外國人を標的にした一連の襲撃事件について報道した。

その他の寫真

1月8日午後8時頃、モスクワのプーシキン記念ロシア語大學で學ぶ黒竜江大學からの中國人留學生3人が、校門から出て200mあまりの場所で突然ナイフを持ったロシア人の若者數人に襲われ、3人のうち2人が全治3か月の重傷を負った。

同じくモスクワにあるロシア人民友好大學の中國人留學生2人は、昨年12月26日の夕方、買い物からの帰り道に突然顔面にスプレーを吹き付けられ、目が見えなくなった隙に數人の男に刃物で全身を刺される被害にあった。うち1人は16か所を刺されて重傷。1人は4か所を刺されたが厚著していたことが幸いして軽傷ですんだという。

また、1月10日午後4時頃、モスクワ大學で學ぶ中國人留學生は大學付近の路上で3人の若者にタバコをねだられ、これに応じている最中に全身18か所をメッタ刺しにされる被害に。刺し傷は脾臓にまで達し、摘出手術を受けた。

こうした襲撃事件は中國人にとどまらず、日本人や韓國人、マレーシア人、アフリカ人留學生なども被害に遭っており、犯人については外國人排斥を主張する極右的民族主義者の若者との見方が有力だという。(翻訳?編集/本郷)

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