2009年1月22日、中國(guó)青年報(bào)によると、中國(guó)海関（稅関）総署はこのほど、中國(guó)の穀物市場(chǎng)で外國(guó)企業(yè)が影響力を持ちすぎることに関し、警告する內(nèi)容の文書(shū)を発表した。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)では、08年8月、シンガポールの多國(guó)籍農(nóng)業(yè)総合企業(yè)?ウィルマー?インターナショナルが中國(guó)東方地方で栽培されている非遺伝子組み換え大豆を買い占める、などのうわさが市場(chǎng)に伝わり、関係者から大きな注目を集めた。

一方、中國(guó)は15年前までは大豆の輸出國(guó)だったが徐々に輸入が増加し、2000年には輸入量が100萬(wàn)トンを超え、世界一の大豆輸入國(guó)になった。さらに06年には輸入量が國(guó)內(nèi)生産量の1．77倍に當(dāng)たる2800萬(wàn)トンまで増加、輸入依存度は64％にも達(dá)した。また、現(xiàn)在中國(guó)にある油脂加工工場(chǎng)の約70％は外資または外資との合弁企業(yè)によるもので、大豆圧搾能力の約80％は多國(guó)籍企業(yè)が握っているという。

海関総署では、こうした例のように外國(guó)企業(yè)が中國(guó)の穀物市場(chǎng)において力を持ちすぎることに懸念を示し、「中國(guó)の穀物需要は巨大であるため、多國(guó)籍企業(yè)が穀物市場(chǎng)に一旦入り込むと、価格面だけでなく、食品の安全問(wèn)題にも大きな影響を與える」と警告している。（翻訳?編集/HA）