2009年1月24日、重慶晩報によると、昨年末に海賊被害対策のため東アフリカのソマリア沖?アデン灣周辺海域に派遣された中國人民解放軍海軍（以下：中國海軍）の護衛(wèi)艦隊が、半月の間に3度も海賊船の襲撃に遭遇していたことが分かった。

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中國海軍護衛(wèi)艦隊の総指揮官?杜景臣（ドゥ?ジンチェン）少佐は23日、中國國営TV局?中央電視臺（CCTV）の取材に衛(wèi)星電話を使って応じた。昨年12月26日、多発する海賊被害から中國船舶などを護衛(wèi)するため、ミサイル駆逐艦「武漢號」「?？谔枴工染t合補給艦「微山湖號」からなる海軍艦隊が、ソマリア沖?アデン灣周辺海域に派遣された。1月6日正午ごろ（現(xiàn)地時間＝以下同）、アデン灣に到著した海軍艦隊は、すぐに初めての護衛(wèi)任務(wù)を開始。杜少佐は、「現(xiàn)在までに、臺灣商船を含む中國商船計29隻の護衛(wèi)任務(wù)を遂行した」と説明している。

杜少佐によると、護衛(wèi)航行中、船舶が不審な小型高速艇に追跡される事件に3度遭遇したという。海軍艦隊はいずれも直ちに発見し、被追跡船に通報。高速艇は一定距離まで接近したが、海軍艦隊の存在に気付き逃走している。また、14日午後11時ごろ、パトロール中の「武漢號」が、中國遠洋運輸（集団）総公司所轄の「天河號」から「2隻の小型高速艇に追跡されている。救援を要請する」と緊急通報を受けている?！肝錆h號」は2回目の護衛(wèi)任務(wù)を終えたばかりだった。その後、海軍艦隊の突然の出現(xiàn)に2隻は慌ててライトを消し、逃走したという。

最近では、中國海軍として初のソマリア海域での外國船護衛(wèi)も行っている。22日午後5時ごろ、「?？谔枴工靴圣奚檀巫o衛(wèi)任務(wù)に就いた。CCTVや環(huán)球時報などの報道によると、現(xiàn)在までにソマリア沖?アデン灣周辺海域で発生した海賊襲撃事件は109件。うち42隻がハイジャックされ、14隻268人が周辺海域で現(xiàn)在も人質(zhì)となっている。（翻訳?編集/SN）