＜中國株マーケット情報(bào)＞解説?投資判斷…暴落局面で中國株にチャンス？

2009年1月20日、世界経済危機(jī)の中の中國株取引の可能性について、証券アナリ

ストの藤村哲也氏（ライジングブル投資顧問代表）に中國株取引に話を聞いた。

――外部環(huán)境は悪化しつつあるようですが。

　　まず外部を見渡しますと、米國企業(yè)の決算発表が近づいてきております。日

本でも名が知られるIT企業(yè)の大手アップル、マイクロソフト、グーグル…。こ

れらの決算しだいでは、さらに外部環(huán)境悪化のシナリオが見えてきそうです。逆

に、悪材料は出盡くしており、織り込んだ上での反発というシナリオも考えられ

ます。

――中國株は比較的値を戻していますね。

　中國株の直近の動(dòng)きを見ますと、昨年の10/27?10/28が中國株は今

のところ大底となっており、以降、中國株は大きく値を戻してきました。

　　H株指數(shù)は10/28以降2カ月近く上昇し、一時(shí)は72％上昇しましたが

、現(xiàn)在は35％上昇まで冷やされてきております。戻り売りの圧力と利益確定の

売りに押されている格好です。

――昨年10月の暴落局面はチャンスだった。

　　前回10月の暴落局面をチャンスに変えることが出來たかどうかで、心理面

で大きな差があるかと思います。

　　例えば10/28から1/15現(xiàn)在、全體的には35％上昇で止まっており

ますが、アンガンスチールや紫金鉱業(yè)（02899）など一部の銘柄は3倍近く

の上昇となっています。

　　塩漬け株を抱えていらっしゃる方は、どうしても損益がとんとんになるまで

はじっと待つ方法を取りがちですが、これでは回復(fù)やパフォーマンスの改善、中

國株での資産形成には非常に時(shí)間のかかる方法になってしまいます。

　　例えば現(xiàn)在の相場の中でもアンガンスチールに組み替えていれば2．6倍、

中國移動(dòng)を保有し続けた場合では28％上昇になっています。銘柄の選定一つで

、100萬円の運(yùn)用でもわずか2カ月で132萬円の運(yùn)用格差になっているので

す。

　是非ここは前向きに市場を分析し、乗り換えチャンス、もしくは現(xiàn)金を中國株

へ投資する10月のようなビッグチャンスを捉えていっていただきたいと思いま

す。（取材/NT）