Record China 2009年1月30日(金) 6時49分
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28日、「學校民族団結教育指導要綱(試行版)」が発表され、小中高校生への愛國主義及び民族教育強化の方針が示された。この事態(tài)を中國國民はどう見ているのか?寫真は北京五輪ボート競技決勝にかけつけた中國人。
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2009年1月28日、中國教育部及び中國國家民族事務委員會は合同で「學校民族団結教育指導要綱(試行版)」を発表、小中高校生への愛國主義及び民族教育強化の方針を示した。この事態(tài)を中國國民はどう見ているのか?
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この問題を考えるうえできわめて興味深い事例が昨年12月にあった。
中國の動畫共有サイトで「西側諸國をびびらせた最強小學生の朗読」と題した動畫が注目を集めた。動畫の內容はあるクラスの小學生が「2009年、中國頑張れ」という詩をみなで朗読するという內容。
あどけない少年少女たちが笑顔で「大雪、それは西洋のイデオロギーのように舞い散った」「炎帝黃帝から伝わる熱い血がまるで聖火のように暗い世界を燃やした」「地震、それはまるでサルコジのように汚らしい手段を用いて偉大なる中華を陥れようとした」「やせ衰えたヨーロッパには「天朝」(中國の意)の戦士を止める力はない」といった過激な文言が読み上げる姿が、西側諸國にとどまらず中國のネットユーザーにも衝撃を與えた。
昨年12月30日付の荊楚網(wǎng)はネットユーザーの反応を伝えているが、一部で好意的な意見もあるものの、「狹隘な民族主義では大國になることはできない」「ネットでの過激な発言はみな大人のもの。あなたたちは子どもたちをどうするつもりなのだ」「無垢な子どもをこんな橫暴に育てていいものか」「作者は恥を知るべき。日本や韓國はこういう教育の末に発展したのではない」などと批判が寄せられた。なおこの動畫の作者はブログで「2008年のできごとを振り返る詩を作ろうとしただけ。まだ未成熟な段階で動畫共有サイトに転載され、「西側諸國をびびらせた」「最強小學生」など不本意な紹介のされ方をした」とコメントしている。
08年にはカルフール不買運動、四川大地震のボランティア及び募金の広がり、北京五輪など愛國心の高まりを示すできごとが多く見られたが、しかし行きすぎた愛國主義に対しては中國國內でさえも警戒感が広がっているようだ。(翻訳?編集/KT)
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