日中合作「空海 KU-KAI」のヒットも後押し!今年の映畫興行収入、初の9500億円突破―中國

Record China    2017年12月31日(日) 12時0分

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30日、中國の今年の映畫興行収入が550億元(約9523億円)を突破した。日中合作の「空海 KU-KAI」(中國語タイトル:妖貓伝)や「芳華」の好調(diào)ぶりが後押しとなった。寫真は映畫「空海 KU-KAI」の染谷將太。

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2017年12月30日、中國の今年の映畫興行収入が550億元(約9523億円)を突破した。映畫「空海 KU-KAI」(中國語タイトル:妖貓伝)や「芳華」の好調(diào)ぶりが後押しとなった。評判よりも內(nèi)容重視という観客の成熟も顕著になってきている。旺報が伝えた。

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30日に発表された公式データから、中國映畫市場の17年度興行収入が550億元を突破したことが明らかになった。今月に入って封切られたフォン?シャオガン(馮小剛)監(jiān)督の映畫「芳華」、チェン?カイコー(陳凱歌)の日中合作映畫「空海 KU-KAI」が好調(diào)で、この2作品の強力な後押しにより大臺を突破。前年比で20%増を達成し、成長率では米市場を超えて世界トップとなっている。

今年の映畫市場の盛況に最も大きく貢獻したのが、今夏に公開された中國映畫「ウルフ?オブ?ウォー2」(戦狼2)だ。興行収入は56億8300萬元(約977億円)となり、今年公開された映畫の世界興収ランキングで、トップの「美女と野獣」や「ワイルド?スピード ICE BREAK」などに続き、第5位にランクインする快挙を達成した。

かつては「有名監(jiān)督プラス豪華キャスト」がヒットに不可欠な要素だったが、ここ數(shù)年で大きく様変わりし、今年はますます変化が顕著になっている。國家新聞出版広電総局の発表によると、過去3年間に中國で製作された映畫の中で、若手監(jiān)督の作品が興行収入総額の6割を占めた。近年、中國では海外作品も數(shù)多く公開されるようになり、評判より內(nèi)容を重視する観客が増えているのがその理由と思われる。その良い例が「ウルフ?オブ?ウォー2」で、「有名監(jiān)督プラス豪華キャスト」というバックを持たないながらも空前のヒットを飛ばした象徴的な作品となっている。(翻訳?編集/Mathilda

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