2009年2月3日、國営新華社系の國際先駆導(dǎo)報(bào)は、歐米メディアの悪意に満ちた偏見や報(bào)道のせいで、外國人の中國に対するイメージは冷戦時(shí)代に植え付けられた「得體の知れない存在」のままになっていると報(bào)じた。

【その他の寫真】

その3大要因として、「政治に対する偏見」「事実と異なる経済脅威論」「伝統(tǒng)文化の過度の強(qiáng)調(diào)」を挙げた。まず、外國人はいまだに中國といえば「専制國家」「飢えに苦しむ人々」「文化大革命」のイメージを持っているが、それは歐米メディアが「臺(tái)灣」「チベット」「天安門」の「3T問題」を常に大袈裟に取り上げ、共産黨を「妖魔化」（＝非人道的）に仕立て上げているせいだと指摘した。

次に、歐米でやたらと騒がれている「中國経済の脅威」もでっち上げだと主張。実際は中國に進(jìn)出している歐米系企業(yè)が潤っているだけだとし、例として売価20ドル（約1800円）のバービー人形1體につき、中國の利益はわずか3セント（約2．7円）に過ぎないと強(qiáng)調(diào)した。

また、北京五輪開閉會(huì)式を大成功に導(dǎo)いたチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督だが、実は88年にベルリン國際映畫祭でグランプリを受賞した「紅いコーリャン（原題：紅高梁）」を始めとする數(shù)々の作品も要因の1つだと指摘。北京五輪で世界中が「伝統(tǒng)と現(xiàn)代の調(diào)和がとれた中國」を認(rèn)識(shí)したが、これを機(jī)に今後も「正しい中國の姿」を世界中に発信し続けることが大切だと締めくくられた。（翻訳?編集/NN）