2009年2月3日、環(huán)球時報によると、米紙「カンザスシティ?スター」は1日、安価な労働力を武器に「世界の工場」と呼ばれるほどに成長した中國は、労働力の輸出でも成長を続けているものの、海外への出稼ぎ労働者が拉致や誘拐の対象になるなど、危険な狀況に置かれていると報じた。

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中國の企業(yè)は海外でのプロジェクトを落札すると、中國國內(nèi)の農(nóng)村部を中心に労働者を集め、労働力として海外へ送り出しているが、メキシコやフィリピン、バングラデシュなどの労働力輸出大國と比べればその規(guī)模はまだ大きくない。中國商務(wù)部の統(tǒng)計によれば、08年11月末までに79萬4000人の中國國民が海外で就労しているが、民間統(tǒng)計ではこれよりも多いと専門家は指摘する。海外就労は多くの場合、中國の農(nóng)村部と比べて數(shù)倍の収入が得られるのだという。

ところが、このところ海外へ出稼ぎ中國人が危険にさらされるケースが増えている。これまでに數(shù)人の中國人労働者がテロにより命を落としており、拉致や誘拐の被害も増えている。また、雇用元の企業(yè)に騙され、帰國せざるを得なくなるケースもあるという。（翻訳?編集/岡田）