2009年1月22日、08年の中國(guó)の広告市場(chǎng)は、北京五輪開催の後押しも受けて活発な成長(zhǎng)を示したことがわかった。1年間で投入された広告費(fèi)は4413億元(約5兆8000億円)に上り、前年比15％増となった。中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社?CTR市場(chǎng)研究の特別提供記事。

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広告媒體別ではテレビが圧倒的優(yōu)勢(shì)を誇り、全広告費(fèi)の76％を占めた。印刷媒體は07年から一転して成長(zhǎng)に転じ、新聞が同19％増、雑誌が同23％増となった。停滯したラジオは7％増にとどまり、屋外広告は4％減となった。

業(yè)界別では化粧品およびバス?トイレタリー業(yè)界が同16％増と安定した成長(zhǎng)を見せ、広告費(fèi)総額で業(yè)界別トップに。続いてはサービス業(yè)が33％増で2位につけた。國(guó)際的な金融危機(jī)で大きな打撃をこうむったと思われた金融業(yè)界は、45％増の成長(zhǎng)を示した。

企業(yè)別に見ると、北京五輪のスポンサーで広告費(fèi)総額のトップ10にランクインしたのは通信業(yè)大手のチャイナ?モバイル(中國(guó)移動(dòng))のみだった。広告費(fèi)総額のトップはオーレイ(OLAY)。成長(zhǎng)率では前年比89％増のロレアル(L’OREAL)が1位を飾り、バス用品?コスメメーカーが2冠を獲得した。

また、大災(zāi)害などの事件が広告投入費(fèi)の成長(zhǎng)に影響したことも見逃せない。5月の四川大地震で大幅に落ち込んだ広告業(yè)界の成長(zhǎng)は8月の北京五輪を前に盛り返し、年末の金融危機(jī)で再び停滯した。CTR市場(chǎng)研究は今年の業(yè)界動(dòng)向について、「経済情勢(shì)への悲観的見通しが09年の業(yè)界に影響することは必至。とくに金融?不動(dòng)産?自動(dòng)車業(yè)界、また中小規(guī)模の企業(yè)は大きな打撃を受けるだろう。業(yè)界全體に急ブレーキがかかることになる」と分析している。(翻訳?編集/愛玉)

■CTR市場(chǎng)研究

本社を北京に置く中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社。國(guó)內(nèi)最大の調(diào)査網(wǎng)を持ち、市場(chǎng)調(diào)査と分析、コンサルティングを業(yè)務(wù)とする。消費(fèi)者指數(shù)、消費(fèi)動(dòng)向、メディア戦略、醫(yī)療、自動(dòng)車、金融、電子通信機(jī)器などの幅広い分野で展開する。