2009年2月7日、中國新聞社は中國玩具産業(yè)を襲う「內(nèi)憂外患」について報(bào)じた。2007年には8061社を數(shù)えた玩具輸出企業(yè)は、08年には4388社に半減したという。

【その他の寫真】

中國稅関総署の統(tǒng)計(jì)によると、08年の玩具輸出高は86億3000萬ドル（約7880億円）となった。前年比1．8％の成長(zhǎng)となったが、伸び率は18．5ポイントもの大幅な下落を記録している。金融危機(jī)の影響で海外からの発注が減少したほか、米國及び歐州連合(EU)の主要市場(chǎng)で玩具安全基準(zhǔn)が引き上げられたことも痛手となっている。

國內(nèi)市場(chǎng)の狀況も思わしくない。國內(nèi)販売には中國強(qiáng)制製品認(rèn)証（CCC認(rèn)証）の取得が義務(wù)づけられたが、申請(qǐng)には時(shí)間もコストも必要でメーカーは及び腰となっている。また中國國內(nèi)の玩具販売ルートは主にデパートとスーパーに限定されているが、店舗費(fèi)や販促費(fèi)の負(fù)擔(dān)が大きく、最終コストの40％を占めている。さらに全體の3分の1から3分の2が返品される點(diǎn)も大きな問題で、もともと利幅が薄いメーカーには大きな問題となっている。

世界最大の玩具生産國として2萬社を數(shù)える中國玩具産業(yè)は裾野も広く、大量の労働人口を吸収している。その不振は中國の景気及び失業(yè)率の悪化に大きく影響するものと見られる。（翻訳?編集/KT）