2009年2月8日、シンガポール紙「聯(lián)合早報(bào)」は、四川大地震で多くの學(xué)生が倒壊した校舎の下敷きになって死亡した都江堰市で、「震度9でも倒れない校舎」の建設(shè)が進(jìn)められていると伝えた。中國(guó)新聞網(wǎng)の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

昨年5月の震災(zāi)では、最も安全であるはずの校舎がもろくも崩れ、多くの學(xué)生が命を落とした。その後、「おから工事」と呼ばれる手抜き工事の実態(tài)が次々と発覚。學(xué)校や病院など公共施設(shè)の耐震基準(zhǔn)を見(jiàn)直すきっかけとなった。記事で紹介された同市崇義鎮(zhèn)（村）の小學(xué)校もその中の1つ。幸い死者は出なかったが、多くの児童が負(fù)傷した。

倒壊したままの家屋やプレハブの仮設(shè)住宅が目立つ村の一角に建設(shè)された、真新しい4階建て校舎。総建設(shè)費(fèi)はおよそ1000萬(wàn)元（約1億3000萬(wàn)円）。正門(mén)すぐ脇の受付には、この校舎がいかに頑丈に作られたかを示す寫(xiě)真などが飾られている。新校舎での授業(yè)は2月16日から始められる予定だ。

同市は震災(zāi)後、一般建物の耐震基準(zhǔn)を震度8と定めたが、學(xué)校などの公共施設(shè)はそれより厳しい震度8．5とした。このほか、同市聚源鎮(zhèn)（村）では約300人の死者を出した聚源中學(xué)?高校の再建も進(jìn)められている。（翻訳?編集/NN）