2009年2月11日、新華網(wǎng)は、現(xiàn)在話題のヴァーチャル地球儀ソフト?Google Earth（グーグルアース）の中國(guó)版とも言える地図ソフトの開(kāi)発プロジェクトを、國(guó)家測(cè)量科學(xué)技術(shù)委員會(huì)が國(guó)務(wù)院に申請(qǐng)したと報(bào)じた。すでに関連技術(shù)は10年近くも研究が続けられており、後はゴーサインを待つばかりだという。

【その他の寫(xiě)真】

Google Earth（グーグルアース）は米グーグル社が提供しているバーチャル地球儀ソフト。世界中の地図と衛(wèi)星寫(xiě)真が表示できる。現(xiàn)在では日本のテレビ番組でも地図の案內(nèi)に使われることも多い。最大で車(chē)一臺(tái)一臺(tái)が確認(rèn)できるほどの精度にまで拡大することができる。

ただしこれほどの精度を持つのは米大都市など一部地域に限定されている。中國(guó)、とりわけ農(nóng)村地域では精度の低い寫(xiě)真しか用意されていない。一方、同委員會(huì)が目指す「中國(guó)版グーグルアース」は中國(guó)政府の各機(jī)関が有するデータの統(tǒng)合を目指しており、GPSによる測(cè)量や航空寫(xiě)真などを組み合わせることで精度の高いものを作り上げることが可能だという。

すでに李徳仁（リー?ダーレン）院士らは10年の年月をかけ、バーチャル地球儀ソフト?GeoGlobalを完成させている。黒龍江省の地理情報(bào)、福建省の電力システム及び國(guó)防関連についてテスト運(yùn)用を?qū)g施したところきわめて良好な成果を挙げたという?，F(xiàn)在は國(guó)務(wù)院に計(jì)畫(huà)を申請(qǐng)中だ。ただし各機(jī)関とどのようにデータを共有するか、どのようなデータに補(bǔ)充が必要か、また軍事施設(shè)などの機(jī)密処理をどのように行うかについて、今後の話し合いが必要になるという。（翻訳?編集/KT）