2009年2月、チベット自治區(qū)旅行局は2008年の観光業(yè)統(tǒng)計(jì)を発表した。昨年3月のチベット暴動(dòng)の影響が大きく、観光客數(shù)は前年比44％減。BBC放送中國(guó)語(yǔ)サイトが伝えた。

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昨年3月、チベット自治區(qū)ラサ市を中心にチベット族による大規(guī)模な暴動(dòng)が発生、多くの死者が出た大慘事となった。事件後、外國(guó)人のチベット立ち入りが禁止されたほか、中國(guó)人及び外國(guó)人のチベットツアーも禁止されるなど、観光が主要産業(yè)であるチベットには大きな打撃となった。

2008年にチベットを訪れた旅行客數(shù)は228萬(wàn)人。前年比44％減と大きく數(shù)を減らした。観光業(yè)界の収入も22億5000萬(wàn)元（約293億円）と前年から25億5000萬(wàn)元（約333億円）も減少している。チベット自治區(qū)で商売を営む漢民族ら省外出身者は不景気に苦しみ、チベットから帰ることも考えているという。

もっとも明るい話題もある。昨年11月、12月の旅行客數(shù)は前年比で20％増と大きく數(shù)を増やした。もともと冬季は旅行のオフシーズンだが、「冬のチベット」旅行を勧める宣伝効果が表れたと旅行局幹部は分析している。このまま2009年は順調(diào)に回復(fù)したいところだが、今年はダライ?ラマ14世がインドに亡命して50年となる節(jié)目の年。世界的な景気悪化もあり、一部では今年も何らかのアクシデントが起きるのではと不安視する聲があがっている。（翻訳?編集/KT）