Record China 2009年2月16日(月) 19時58分
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13日、3月14日の「チベット騒亂1周年」と同10日の「ラサ蜂起50周年」という“敏感な時期”を控えた中國で、外國人がチベット自治區(qū)やその周辺地域を訪問することが全面禁止となっていると米メディアが報じた。寫真はチベット。
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2009年2月13日、米ラジオ局のボイス?オブ?アメリカ(VOA)は、來月14日の「チベット騒亂1周年」と同10日の「ラサ蜂起50周年」という“敏感な時期”を控えた中國で、外國人がチベット自治區(qū)やその周辺地域を訪問することが全面禁止となっていると報じた。
【その他の寫真】
外國人の訪問が禁止されているのは、チベット自治區(qū)や四川省、青海省などのチベット系住民が多く居住する地域。甘粛省甘南チベット族自治州観光局によると、この措置は中國の正月「春節(jié)」前から始まっており、3月末まで続く。香港?マカオ?臺灣の住民も入れない。
ドイツ訪問中のチベット仏教最高指導(dǎo)者、ダライ?ラマ14世は、現(xiàn)在のチベット情勢について「かなり緊迫している。いつ騒亂が起きてもおかしくない狀況だ」とコメント。ダライ?ラマの私設(shè)秘書、テンジン?タクラ(Tenzin Takhla)氏も、「中國政府はこの2?3か月、特に警戒を強めている」と指摘した。
これに対し、中國外交部の姜瑜(ジアン?ユー)報道官は「現(xiàn)在チベットは安定を保っている」と反論。昨年の騒亂後、外國人記者のチベット入りが以前より難しくなったことは認(rèn)めたが、「全てはチベットの安定を守るため」とその正當(dāng)性を強調(diào)した。(翻訳?編集/NN)
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