2009年2月17日、武漢大學(xué)の研究チームは、重癥急性呼吸器癥候群（SARS）を引き起こすSARSコロナウィルスの増殖に必須な物質(zhì)「非結(jié)合タンパクnsp14」を特定したと発表した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

武漢大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院ウィルス學(xué)國(guó)家重點(diǎn)実験室の郭徳銀（グオ?ダーイン）教授や現(xiàn)代ウィルスセンターの田波（ティエン?ボー）主任らのグループが発見(jiàn)した。研究成果は全米科學(xué)アカデミー発行の専門(mén)誌「米國(guó)科學(xué)アカデミー紀(jì)要（PNAS）」で発表される。

中國(guó)広東省でSARSの最初の患者が確認(rèn)されたのは02年11月。翌年1月には大規(guī)模な流行となり、患者は世界中に広がった。その後の研究で新種のコロナウィルスが原因であることは分かったが、増殖の原因については解明されていなかった。

SARSは03年7月に制圧宣言が出されたが、再び流行する可能性は十分にある。今回の発見(jiàn)で、新しい抗ウィルス剤の開(kāi)発に弾みがつくと期待されている。（翻訳?編集/NN）