2009年2月17日付の上海証券報(bào)によると、中國(guó)商務(wù)部の姚堅(jiān)スポークスマンは16日、中國(guó)への1月の外國(guó)直接投資額（FDI）が実行ベースで前年同月比32．67％減の75億4100萬(wàn)米ドルとなったと発表した。FDIの減少は08年10月以降、4カ月連続。減少幅は前月の5．73％から大幅に拡大した。

FDIの減少について姚スポークスマンは、世界的な金融危機(jī)に加え、比較対象となる前年同月の數(shù)値が高かったこと、1月下旬の春節(jié)（舊正月）に伴う大型連休で営業(yè)日が少なかったことが影響したと説明。その上で、1月の実績(jī)は08年の月間平均である76億9900萬(wàn)米ドルの水準(zhǔn)を維持しており、また金融危機(jī)が発生した08年9月以降の月間平均である61億6600萬(wàn)米ドルを上回ったことを強(qiáng)調(diào)した。

アナリストの間でも楽観的な見(jiàn)方がある。宏源証券のマクロ経済アナリストである陳夢(mèng)根氏によれば、外國(guó)の対中投資の減少は、世界経済の低迷で外國(guó)企業(yè)の資金繰りが細(xì)っていることや、國(guó)內(nèi)景気の減速で企業(yè)の収益力が弱り、対中投資の魅力が減退していることが要因。內(nèi)需刺激を柱とした中國(guó)政府の景気対策や法整備が進(jìn)めば、FDIは09年、回復(fù)に向かうことが予想される。（翻訳?編集/HI）