2009年2月18日、河南省高級人民法院（高裁）は各地裁に対し、今年から死刑の執(zhí)行方法を従來の銃殺から薬物注射に切り替えると通知した。東方今報が伝えた。

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河南省では98年から試験的に薬物注射による死刑が執(zhí)行されて來たが、執(zhí)行人の育成や設(shè)備などの條件が十分整ったため全面切り替えに踏み切った。特別な事情で銃殺を行う場合は、省高裁の許可が必要になる。

使用される薬物はシアン化カリウム（青酸カリ）などの劇薬で麻酔を施した後に靜脈注射される。執(zhí)行人は専門の訓(xùn)練を受けた司法警察職員。死刑執(zhí)行用の車両に設(shè)けられたベッドに手足を固定された狀態(tài)で執(zhí)行される。1回300元（約4000円）の費用は最高裁が負(fù)擔(dān)。意識のない狀態(tài)で執(zhí)行されるため従來の銃殺と比べ、苦痛は格段に少ない。

省內(nèi)の専門家は高く評価している。鄭州軽工業(yè)學(xué)院の李貴成（リー?グイチョン）副教授は「中國の法治が進んだことの表れ」とコメント。天之権弁護士事務(wù)所の張少春（ジャン?シャオチュン）弁護士も「遺體の損傷が少ない分、遺族の精神的負(fù)擔(dān)も和らぐだろう」と話している。（翻訳?編集/NN）