2009年2月20日、昨年の中國(guó)広告業(yè)界で有力な広告主として注目されたのは化粧品およびバス?トイレタリー関連の企業(yè)だったが、08年1?11月の調(diào)査によると、この両業(yè)界が投じた広告費(fèi)の総額は623億元(約8410億円)に達(dá)し、前年同期より14％の成長(zhǎng)を見(jiàn)せたことがわかった。これは広告業(yè)界全體の20％を占める數(shù)字だ。中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社?CTR市場(chǎng)研究の特別提供記事。

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08年は5月に発生した四川大地震と8月に開(kāi)催した北京五輪、そして世界規(guī)模で巻き起こった金融危機(jī)などが中國(guó)の広告業(yè)界を大きく揺り動(dòng)かした。しかし化粧品、バス?トイレタリー業(yè)界においては、これらが減速の後押しとなることはなく、さらなる成長(zhǎng)が見(jiàn)込まれている。近年の生活水準(zhǔn)向上により、消費(fèi)者らは「腹を満たす」ことよりも、生活の質(zhì)を追求することに関心をシフトさせているからだ。P＆GやOLAYに代表される內(nèi)外メーカーは、まさにその消費(fèi)者のニーズをつかみ、「健康」「自信」などのキーワードを駆使して長(zhǎng)年に渡るPR作戦を展開(kāi)してきた。それによって中國(guó)の消費(fèi)者に、衛(wèi)生や美容に関する恒常的な消費(fèi)要求を植え付けることに成功したのである。

化粧品業(yè)界の成長(zhǎng)はとくに著しい。08年11月の調(diào)査では、スキンケア用品?コスメ用品?香水?ヘアケア用品の広告投入額は前年同期に比べ、それぞれ34％?32％?28％?19％の増加となっている。また、これは世界的傾向だが、男性用化粧品が爆発的成長(zhǎng)の兆しを見(jiàn)せていることも見(jiàn)逃せない。中國(guó)香料化粧品工業(yè)協(xié)會(huì)の推算によると、08年の男性用化粧品の國(guó)內(nèi)売り上げは4億元(約54億円)、2010年には10倍の40億元(約540億円)に達(dá)すると見(jiàn)られている。

08年1?11月の化粧品、バス?トイレタリー企業(yè)の広告投入額ベスト10は以下の通り。

1位?OLAY(オーレイ)(米?スキンケア用品) 前年比25％増

2位?ロレアル(仏?ヘアケア用品) 同99％増

3位?コルゲート(米?歯磨き粉) 同1％減

4位?クレスト(P＆G) (米?歯磨き粉) 同6％減

5位?LUX(ユニリーバ)(蘭?ヘアケア用品、石けん) 同5％減

6位?覇王化粧品(中?シャンプーなど) 同42％増

7位?ポンズ(米?フェイシャルケア用品) 同22％増

8位?CLEAR(ユニリーバ)(蘭?シャンプー) 同15％増

9位?REJOICE(P＆G) (米?シャンプー) 同27％減

10位?パンテーン(P＆G) (米?シャンプー) 同3％増(翻訳?編集/愛(ài)玉)

■CTR市場(chǎng)研究

本社を北京に置く中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社。國(guó)內(nèi)最大の調(diào)査網(wǎng)を持ち、市場(chǎng)調(diào)査と分析、コンサルティングを業(yè)務(wù)とする。消費(fèi)者指數(shù)、消費(fèi)動(dòng)向、メディア戦略、醫(yī)療、自動(dòng)車、金融、電子通信機(jī)器などの幅広い分野で展開(kāi)する。