2009年2月17日、英紙デイリー?テレグラフ（The Daily Telegraph）は、浙江省義烏市にある世界最大の生活雑貨國(guó)際卸売センターから外國(guó)人貿(mào)易商が姿を消したと報(bào)じた。かつて世界各地からの貿(mào)易商數(shù)十萬(wàn)人がここで商品を調(diào)達(dá)し、各國(guó)のデパートやスーパーなどに流通させることで「中國(guó)経済の奇跡」を支えてきた歴史がある。19日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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サッカー場(chǎng)800個(gè)分の面積をもつ同卸売センターは6000の店舗を有し、「毎日8時(shí)間、1つの店舗を3分間ずつで巡っても、全部見(jiàn)るには1年以上かかる」といわれるほどの売り場(chǎng)規(guī)模を誇る。中國(guó)経済が栄華を極めた10年間、同卸売センターは歐米企業(yè)だけでなく、アラブやロシア、アフリカの企業(yè)との取引も年々増加させていた。同市の大通りにはパキスタン人や韓國(guó)人オーナーのホテルが立ち並び、イラク系ホテルまであるほどだ。

しかし、北京五輪を過(guò)ぎたあたりから外國(guó)人貿(mào)易商が激減し、「今年に入ってからまだ1つもオーダーが取れていない」と嘆く店舗もあるほど、その影響は深刻だという。中國(guó)稅関総署が発表した1月の輸出総額は前年同月比17．5％減で、ここ10年で最大の減少幅を記録している。

外需に頼れなくなった中國(guó)政府は、義烏卸売センターの商品を扱う「農(nóng)村商店」を?qū)?lái)1年間で15萬(wàn)か所つくると発表、杭州市南部のある町でも、公務(wù)員の給與の10分の1を商品券で支払うことを通達(dá)したという。（翻訳?編集/津野尾）