2009年2月20日、中國新聞社によると、ルーマニアで働く中國人出稼ぎ労働者の間で、労働條件や待遇などに関する問題が多発している。在ルーマニア中國大使館には紛爭の調(diào)停を求めて連日のように労働者が押しかけており、事態(tài)を重く見た同大使館では、これまでに200人以上を帰國させた。

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ルーマニアで働く中國人出稼ぎ労働者は約3000人。同大使館によると、昨年10月ごろからほぼ毎日のように何十人かの労働者が大使館を訪れ、労働問題について助けを求めている。問題を抱えている労働者の職場は紡績業(yè)、建設(shè)関係、造船、農(nóng)業(yè)など同一でなく、雇用主や労働條件もそれぞれ異なり、問題の內(nèi)容も多岐に及んでいるという。

労働紛爭が多発する原因について同大使館では、金融危機によるリストラや収入の悪化だけでなく、仲介業(yè)者による高額な手?jǐn)?shù)料の徴収や不適切な対応などにもあるとみている。

これまでに同大使館に助けを求めて來た労働者は1000以上にのぼり、すでに209人を帰國させ、現(xiàn)在約150人が帰國手続きの処理を待っている。同大使館では「中國およびルーマニアの関連部門と連絡(luò)を取るとともに狀況の正確な把握に努め、問題の解決に向け適切な処置を講じていく」としている。（翻訳?編集/HA）