2009年2月21日、中國(guó)商務(wù)部のウェブサイトによると、19日付のタイ華字紙「世界日?qǐng)?bào)」は、タイ北部のメコン川を航行中の4?5隻の中國(guó)貨物船団が18日早朝、突然武裝グループの銃撃に遭い、中國(guó)人乗組員1人が死亡したと伝えた。

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事件発生現(xiàn)場(chǎng)はタイ北部のミャンマーとラオスとの國(guó)境地帯にある「黃金の三角地帯（ゴールデン?トライアングル）」から約15km離れた地點(diǎn)。襲われた貨物船団は中國(guó)西南部を出発しタイ北部のチエンラーイ県の港に向かっていた。武裝グループは船団に向けて銃を亂射、うち1発が乗組員1人の背中に命中したという。

事件発生後、ミャンマー軍の巡視艇が到著し、武裝グループと激しい銃撃戦を展開。武裝グループは逃走し、貨物船団はミャンマー軍に保護(hù)されながら無(wú)事チエンラーイ県に到著した。負(fù)傷者は近くの病院に搬送されたが、背中を撃たれた乗組員は病院にて死亡が確認(rèn)された。

同船の乗組員約40人は中國(guó)政府に事件について報(bào)告するとともに、貨物船の保護(hù)を求めた。タイメディアによると、襲撃した武裝グループはミャンマーのタイ族とみられ、現(xiàn)地の麻薬組織と深いつながりがあるという。タイの警察當(dāng)局によると、昨年も同様の事件が発生しており、こうした武裝グループはメコン川を航行する船に「保護(hù)費(fèi)」の名目で金銭を要求することから、中國(guó)船はこれを拒否したため襲われたとの報(bào)道もある。（翻訳?編集/本郷）