2009年2月23日、新華社通信（電子版）によると、原始的な生態(tài)環(huán)境が世界で最も完全に保護されている地區(qū)の1つ、チベット高原に位置するココシリ（可可西里）の「無人地帯」が年間1000人の観光客に限り開放されることとなった。

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ココシリは青海省西北部に位置し、新疆ウイグル自治區(qū)とチベット自治區(qū)に隣接する約4萬5000平方キロメートルの地區(qū)。平均海抜は4600m以上、気象條件など自然環(huán)境が厳しいため、世界で3番目、中國で最大の無人地區(qū)となっており、原始的な自然狀態(tài)がほぼ完璧に維持されている。特に草原や砂漠、濕地帯など、高原特有の生態(tài)系や動植物の存在は世界でも稀で、その希少性と観光資源としての価値は高く評価されている。

可可西里生態(tài)探険旅行社有限公司の責(zé)任者によると、今回許可された観光ツアーは、ココシリの自然環(huán)境を保護するため各組15人以內(nèi)、年間1000人以內(nèi)に制限されている。また、參加希望者に対しては、環(huán)境保護に関する注意事項厳守を求めるだけでなく、中継都市となる同省ゴルムド市に到著後に健康診斷を義務(wù)づけ、高血圧などの病狀がある観光客にはツアー參加を認(rèn)めないなど、安全面も考慮した厳しい條件が付けられている。（翻訳?編集/HA）