Record China 2009年2月24日(火) 20時53分
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08年12月、中國海軍は09年から航空母艦を本格的に建造すると発表した。ウクライナから購入した舊ソ連の航空母艦を演習(xí)用として再利用し、2015年までに6萬トン級の通常型空母を建造するという。寫真は07年9月、合同演習(xí)のため豪州に向かう中國海軍艦隊。
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2008年12月、中國海軍は09年から航空母艦を本格的に建造すると発表した。ウクライナからスクラップとして購入した舊ソ連の航空母艦アドミラル?クズネツォフの2番艦ワリヤーグを演習(xí)用の航空母艦として再利用し、さらに2015年までに6萬トンクラスの通常型空母を建造すると発表した。中國はこれまで、1975年代後半に建造されたキエフ級軽空母などをスクラップとしてロシアから輸入してその構(gòu)造などを研究していたようだ。
【その他の寫真】
ロシアは現(xiàn)在、クズネツォフにスホーイ27の艦載機(jī)型スホーイ33を載せて運(yùn)用しており、中國は現(xiàn)在、スホーイ27をライセンス生産しているが、ワリヤーグのためにロシアからスホーイ33を購入する計畫という。ワリヤーグは蒸気カタパルトで艦載機(jī)を離陸させる米空母とは異なり、艦首が上に反り返ったスキージャンプ型の甲板で離陸させる方式だが、中國もこれを踏襲することになる。
ただ、自動車さえ自前で作れない今の中國が、そしておそらく10年たっても、100%自前の技術(shù)と部品で現(xiàn)代型の空母やその艦載機(jī)を作ることはおそらく無理。できたとしても、第2次大戦レベルの空母がせいぜいだろう。たとえ、世界中から「民生用」の部品をかき集めて組み立てたとしても、いろいろな高度な電子技術(shù)?精密工作機(jī)器の固まりのような空母や艦載機(jī)の製造は簡単ではない。米國はもちろん、ロシアも簡単には技術(shù)は渡さないだろう。
空母を?qū)g際に戦力として運(yùn)用するには莫大な費(fèi)用がかかる。直接の建造費(fèi)や乗組員、艦載機(jī)パイロットの育成費(fèi)用ばかりではない??漳敢浑bを丸裸で洋上に置いておくわけにはいかず、対航空、対潛水艦用の2、3隻の護(hù)衛(wèi)駆逐艦も一緒に行動しなければならないからだ。その財政負(fù)擔(dān)は大変なものになる。
同時に気になるのはライバルの米國のこと。世界中に同時に原子力空母艦隊を展開させておく財政負(fù)擔(dān)にいつまで耐えられるのか。中國が20年先に空母を持つかどうかよりも、米國が今のレベルを維持し続けられるかの方が問題だろう。(編集/KJ)
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