2009年2月26日、中國(guó)英字紙「チャイナデイリー」は、25日に北京市の繁華街?王府井付近で男性3人が焼身自殺を図った事件で、これを最初に報(bào)道したのが國(guó)営新華社通信（英語(yǔ)版）だったと伝えた。

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同社サイトが事件後1時(shí)間半もたたない午後4時(shí)30分ごろ（現(xiàn)地時(shí)間）「3人が北京市中心部で焼身自殺を図る」との記事を配信し、その後30分以內(nèi)にAFP、AP、ロイターがそれぞれ同事件を報(bào)道した。歐米「3大通信社」が新華社をフォローしたわけだが、これまで中國(guó)メディアは突発的で政治的に敏感な事件は伝えないことが多かった。しかし今、先ごろ胡錦濤國(guó)家主席が新華社と中國(guó)中央テレビに対して「國(guó)際的に競(jìng)爭(zhēng)力あるメディアになれ」と指示したように、中國(guó)では「國(guó)際世論における報(bào)道の主導(dǎo)権」という発想への転換が見られるという。

中央と地方を問わず政府幹部たちは、インターネットや攜帯電話など通信技術(shù)の発展によって、都合の悪い情報(bào)の封じ込めは何の役にも立たなくなってきていると気づき始めたと同紙は指摘、歐米に報(bào)道で先を越されるくらいなら、先手を取って報(bào)道の主導(dǎo)権を握るほうが得策だと論じている。

しかし、新華社通信の中國(guó)語(yǔ)版や中國(guó)最大のポータルサイト?新浪網(wǎng)などはまだ、この事件に一切觸れていない?！盖閳?bào)の開放が進(jìn)んでいる中國(guó)で、報(bào)道の主導(dǎo)権においては內(nèi)外の區(qū)別がなお存在する」と同紙は批判している。（翻訳?編集/津野尾）