2017年12月31日、北京晩報(bào)は、北京発プラハ行きの航空機(jī)內(nèi)で中國(guó)人の男が他の乗客の現(xiàn)金を盜み、その場(chǎng)で取り押さえられたことを伝えた。

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トラブルが起きたのは、29日に北京を出発したプラハ行き海南航空7937便。同便に乗っていた劉（リウ）さんは「著陸30分前ぐらいに、ある乗客が財(cái)布の中のお金がなくなっていることに気付いた。乗務(wù)員が放送で乗客たちにアナウンスすると、同じようにお金がなくなっている客がどんどん出てきた。多い人で5000米ドル（約56萬4000円）なくなった人もいた」と語っている。なくなったお金は、座席下や頭上の物入れに収納していたカバンに入れていたものだという。

乗客らは警察への通報(bào)を要求し、乗組員が警察に連絡(luò)をとったその時(shí)、足元にお金がまとめて置かれているのを乗客が発見。それはまさに、発覚を恐れた犯人が慌ててお金を捨てたものだったが、逆に自分が犯人であることを知らせる結(jié)果となり、犯人はその場(chǎng)で取り押さえられた。劉さんによれば「中國(guó)人の顔立ちをした男で40歳ぐらい、中國(guó)南部のなまりがある」とのこと。乗務(wù)員がこの男の座席のヘッドレストを調(diào)べたところ、分厚い米ドルの札束が出てきたという。男は著陸後、現(xiàn)地の警察官に連行されていった。

劉さんは「この便は飛行時(shí)間が長(zhǎng)く、犯人は乗客たちが寢靜まった時(shí)に盜みを働いたようだ。3人の乗客はその場(chǎng)で盜まれたお金を取り戻していたが、全てのお金が持ち主に戻ったかどうかは分からない」と語っている。（翻訳?編集/川尻）